平成17年3月
駒場友の会入会のお誘い
平成16年度卒業生・修了生の皆様
このたび東京大学教養学部を卒業、あるいは東京大学大学院総合文化研究科、大学院数理科学研究科を修了される皆様に心よりお喜びを申し上げます。この大学、あるいは大学院での勉学が皆様のこれからの人生に豊かな実りをもたらすものであることを心よりお祈りしています。
さて、御案内のように、2004年3月に駒場友の会が設立されました。この会は「駒場の同窓会」というよりは、駒場の教養学部・総合文化研究科・数理科学研究科を愛する人々に広く開かれた会であることを目指しています。しかし駒場で学び、働いた人がその会員の多数を占めることも確かです。卒業に際して、駒場友の会に入会していただき、教養学部・総合文化研究科・数理科学研究科のさらなる発展にお力をお貸しくだされば、まことに有難く存じます。
駒場友の会の会員になりますと、いくつかの特典があります。まず、第一に駒場友の会の会員として、駒場図書館が利用できます。卒業生は卒業生という資格で駒場図書館を利用することは可能ですが、そのためには手続きがいります。図書館長が特別に許可した者というカテゴリーで利用が可能ですが、図書委員会の承認など、やや面倒な手続きを踏んでいただかなければなりません。許可が下りるまでに時間もかかります。駒場友の会会員になれば、図書館カウンターに行っていただければ、即座に許可が下ります。大学図書館は調べ物をするには便利なところですので、ご利用する価値はあるものと思います。
また、お申し込みいただければ、教養学部報を無料でお送りします。教養学部報は教養学部・総合文化研究科・数理科学研究科の様子を知るのに、最も充実した印刷物と思います。
さらに、駒場ファカルティハウスの会議室の予約も、会員になればできます。さまざまな会合、同窓会、結婚式などにご利用できるものと思います。
そうした特典がある駒場友の会員ですので、ご卒業を機会に入会申し込みをしていただければ、まことに有難く存じます。特典のことばかり申し上げましたが、この会の趣旨は駒場での教育研究活動を支援するということです。どうぞその趣旨をお汲み取りいただき、長くご支援くださることを心からお願いする次第です。