東京大学は、日本学術振興会「若手研究者インターナショナル・トレーニングプログラム(ITP)」(平成19 年度平成24 年度まで)の委託業務である「東大-イェール・イニシアティブを基盤とした日本学関連若手研究者国際養成プログラム」、及びイェール大学との学術交流協定により、2008-2009 大学年に米国・イェール大学に派遣する若手研究者を募集します。
イェール大学は、米国における日本研究の中心としての伝統を持つ大学です。このプログラムは、日本研究及び日本関連研究を進めている社会科学・人文学分野の大学院学生、PD 等をイェール大学大学院やイェール大学のサマーセッションに派遣し、国際的な研究交流と研究発信の能力をもつ若手研究者を育成することを目的とします。
この度は、2008-2009 大学年の秋学期(2008 年9 月より)に派遣する若手研究者を募集します。
概要は下記の通りですので、応募に必要な書類を揃え、所属する研究科・研究所・センターを通じて、本部国際企画グループ宛に提出して下さい。
この事業は、東京大学総長のもとに設置された国際連携本部が実施します。選考は、国際連携本部より東京大学イェールUT ラボ委員会に委託し、同委員会のイェール大学派遣若手研究者選考委員会が行います。本件とは別に、1998 年より米国・イェール大学のFox International Program により企業・金融論、経済学、政治学、国際関係論、法学、環境政策、地域研究、現代史の分野でイェール大学大学院に留学生を派遣しています。
記
1 応募資格
①東京大学大学院博士課程学生(平成20 年4 月1 日進学予定者を含む)
②東京大学に研究員等として所属している者
2 研究分野
日本研究及び日本に関係する社会科学・人文学
ただし、日本に関係する研究には、日本とアジア・アメリカ・ヨーロッパ等との比較研究、及びアジア研究・アメリカ研究・ヨーロッパ研究の視座からの日本研究を含む。
3 イェール大学における派遣若手の身分
(1)応募資格①の者
イェール大学大学院The Graduate School of Arts and Sciences at Yale Universityにおける、Visiting Assistant in Research(VAR) として、研修の機会が与えられるただし、イェール大学大学院の単位取得はできない。なお、選考委員会は応募資格①の派遣若手研究者の候補者をイェール大学大学院に推薦し、同大学院がVAR の採用を決定する。
(2)応募資格②の者
東京大学とイェール大学の交流制度により、イェール大学で客員研究員として研修の機会が与えられる。なお、選考委員会は応募資格②の派遣若手研究者の候補者をイェール大学に推薦し、同大学が受け入れを決定する。
4 経費
日本学術振興会の若手研究者インターナショナル・トレーニングプログラム(ITP)の委託事業費により、東京大学国際連携本部より、旅費(往復交通費・宿泊費。本学規定にもとづく)・ビザ等手続経費・VAR 申請経費・受講料・保険料を支給する。
5 期間
2008 年8 月下旬から2009 年6 月上旬まで10 か月間
6 募集人員
2 名
(以下略)
応募書類提出先、問合せ先
東京大学本部 国際企画グループ
住所 113-8654 東京都文京区本郷7-3-1
電話 03-5841-0296
Email: intpl@adm.u-tokyo.ac.jp