日本現代中国学会 関東部会 研究会のご案内
題名:アメリカ社会の日中戦争観
−History Channelのドキュメンタリー
"The Rape of Nanking"(1999年)を題材として−
解説:高原明生(東京大学)
日時:2007年12月6日(木) 18時〜19時半
場所:東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボ1
"The Rape of Nanking"(1999年)は、アイリスチャンや東史郎などが登場する南京虐殺に関するHistory Channelの有名なドキュメンタリー。アイリスチャンの使用した写真や史料の問題性は、アメリカでもJoshua Fogel(ヨーク大学)らによって指摘されていますが、そうした歴史学的な関心とは別に、アメリカ社会の一般的な日中戦争観、日本の戦後処理観を反映したものとして重要なものと思われます。今回、蒲地典子先生(ミシガン大学)から坂元ひろ子先生にご紹介があり、この番組を題材とした研究会を開催することといたしました。皆様ふるってご参加ください。