ワークショップ「現代チベットにおける開発と文化複合」
主催:駒場チベット研究会・中国蔵学研究中心当代研究所
総合司会:村田雄二郎
日時:10月5日(金)9:00~17:30
場所:東京大学駒場キャンパス18号館コラボレーションルーム1
プログラム(予定)
受付開始 8:30-
開会の挨拶 9:00-9:15
村田雄二郎(東京大学大学院教授)
基調講演 9:15-10:15
畢華(中国蔵学研究中心当代研究所所長)
「中国蔵学研究中心及び中国チベット学研究の情況紹介」
松岡正子(愛知大学大学院教授)
「藏彝走廊のチベット族――西部大開発下の変化と選択――」
セッション1 チベット社会における仏教寺院の位相 10:30-11:30
ソナム・ドルカー(中国蔵学研究中心研究員)
「チベット・サキャ寺現状研究報告」
小林亮介(筑波大学大学院博士課程)
「20世紀前半の中蔵境界紛争における寺院管理問題──チベットの領域と宗教権力──」
司会:平野聡(東京大学大学院准教授)
コメンテーター:索文清(中央民族大学教授)
セッション2 文化の継承と発展 13:30-14:30
索文清(中央民族大学教授)
「チベット無形文化遺産の継承保護と発展」
阿部朋恒(首都大学東京大学院修士課程)
「草原における「環保」の論理と影響――青海省の事例をもとに――」
司会:岩月純一(一橋大学大学院准教授)
コメンテーター:大川謙作(東京大学助教)
セッション3 チベットと現代政治 14:45-15:45
廉湘民(中国蔵学研究中心研究員)
「チベットにおける中国民族区域自治政策の実践」
笠井亮平(青山学院大学大学院博士課程)
「ギャロ・トンドゥプとチベット現代史」
司会:松岡格(東京大学大学院博士課程)
コメンテーター:村田雄二郎(東京大学大学院教授)
セッション4 チベット現代化の課題 16:00-17:00
平野聡(東京大学大学院准教授)
「チベット現代化と中国の近代――その歴史と課題――」
ダワ・ツェリン(中国蔵学研究中心研究員)
「現代チベットにおける教育について」
司会:笠井亮平(青山学院大学大学院博士課程)
コメンテーター:廉湘民(中国蔵学研究中心研究員)
総括及び閉会の挨拶 17:00-17:30
索文清(中央民族大学教授)
原則的に講演、発表は中国語のみで通訳なしですが、ディスカッションには通訳がつきます。終了後、レセプションを行います。
定員:40名
参加費:無料
参加は登録制です。参加ご希望の方は、9月末までにメールで駒場チベット研究会事務局(guangchi@hotmail.com)までお申し込み下さい。その際お名前とご所属をお知らせ下さい。なお、人数の都合で参加をお断りする場合がございます。