本制度は、アジア各国の人文・社会科学分野の研究者及び博士課程在籍の大学院学生に対する研究助成を目的としており、この制度による助成を受けた研究者は過去50年間で1000名を超え、イェンチン研究所での研究成果をもとに、アジア各国の学術研究機関において、人文・社会科学分野の学術研究推進に多大な貢献をなしております。この度、以下の2種類の招へいカテゴリーで人文・社会科学分野における若手教員・博士課程学生を募集いたします。なお、ロースクール等プロフェッショナルスクールの学生は、本制度には応募できませんので、ご了承ください。
1) Visiting Scholars Program
応募資格: 応募時に満42歳までの専任教員
助成内容: 最長11ヶ月間、マサチューセッツ州ケンブリッジに住まい、ハーヴァード大学に属して研究を行うのに必要な資金(ケンブリッジまでの往復旅費、月額2940ドルの生活費、医療保険費)および米国内で開催される学会への出席費用(1回)
2) Visiting Fellows Program
応募資格: 博士号取得を目指す博士課程学生、および、東京大学と正規の雇用関係を結んでいる若手研究者(専任教員、常勤助教、嘱託助手、機関研究員、COE特別研究員等)。
9月1日までに英語能力試験(TOEFL)のスコア提出が求められる。
助成内容: 3学期間、ハーヴァード大学の組織を利用して博士論文執筆のための調査を行うのに必要な資金(ケンブリッジまでの往復旅費、月額2000ドル程度の生活費)および米国内で開催される学会への出席費用(1回)
[注意事項]
プログラムへの応募は、いずれも大学を通して行う。
●提出書類
①申請書
②推薦書3通
③大学院における成績証明書(Visiting Fellows Program への応募者のみ)
④TOEFLのスコア(Visiting Fellows Program への応募者のみ、9月1日までに提出)
● 応募書類の提出締切り期限: 平成19年5月21日(月) 午後4時 *厳守のこと
応募者多数の場合は、学内選抜(面接を含む)を行い、最終候補者4名をハーヴァード・イェンチン研究所に推薦します。
● 応募書類提出先: 大学院総合文化研究科国際研究協力室
(9号館2階201) 担当:松井恵子
● 最終結果の通知
最終候補者には夏から秋頃ハーヴァード・イェンチン研究所代表役員が東京で英語によるインタビューを行い、12月中旬に最終結果が通知される見込み。
4月18日(水)午後にハーヴァード・イェンチン研究所代表役員によるプログラムについての説明会を実施する予定です。関心のある方は必ず事前に国際研究協力室にご連絡ください。