各 位
平素より(財)アジア政経学会の研究活動に格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、このたび(財)アジア政経学会では、慶應義塾大学東アジア研究所との共催で、公開シンポジムを開催することとなりました。今回のシンポジウムは、2006年度(財)アジア政経学会・全国大開催中のプログラムの一部として行われます。有意義なシンポジウムとなることが大いに期待されますので、直前のご案内で大変恐縮ではございますが、多くの方々のご参加をお待ちしております。
------------<<公開シンポジウムの概要>>--------------------
現在、グローバルな市場経済への統合や民主化の動きによって、アジア各国やそれらが構成するアジアの地域社会は、激しい変化を迎えています。いったいアジアにはどのような国際社会が到来しているのか。世界大国アメリカは、どのような影響を与えているか。東アジア共同体構想のように、アジア共同体への歩みは確実に進められているのか。新しい変化の中で、どのような外交的イニシャティヴが現れているのか、あるいは期待できるのか。それを担うのは、どの国、どの地域組織か。存在感を増しつつある中国やインドなのか。こうした問題について、国外からのゲスト・スピーカーとともに考えていただく機会となれば幸いです。どうぞ奮ってご参加ください。大学院・学部生の方々も歓迎します。
開催日時:10月28日(土)14:30〜17:30
会 場:慶應義塾大学日吉キャンパス 第4校舎B棟2階 J24番教室 http://www.kieas.keio.ac.jp/ACCESSMAP.pdf
テーマ :「協力するアジアか、分裂するアジアか? 地域外交の建設的イニシャティヴを求めて」(日本語への同時通訳付き・参加料無料)
司 会:竹中 千春(明治学院大学)
報告者 :T.J.ペンペル(カリフォルニア大学、バークレー校)
「北東アジア共同体の構築:その挑戦とヴィジョン」
時 殷弘(中国人民大学)
「東アジアのマルティラテラルな体制と中国外交」
アチン・ヴァナイク(デリー大学)
「1991年以後のインドの対外政策と外交」
討論者 :李 鍾元(立教大学)
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*(財)アジア政経学会URL: http://www.jaas.or.jp/
*プログラムお問い合わせ先:
アジア政経学会2006年度・国際交流担当主任 竹中千春