◎日時:2024年11月2日(土)~11月30日(土)ー平日8:50~21:30、日・祝日は9:30~18:00 ◎場所:神奈川大学・横浜キャンパス 図書館2階ギャラリー 入場無料です。
◎共催:奈良大学文学部 木田隆文研究室、神奈川大学人文学研究所「日中関係史」共同研究グループ
◎概要:戦前から戦後にいたる日本の近代文学は、日本国内の状況はもちろん、外地各地域―朝鮮、台湾、そして中国等―との複雑な関係の下で生み出されました。本展示は、戦時上海を舞台に活躍した池田克己・内山完造ら文芸文化人の事蹟をたどりつつ、同時期の上海、そして中国各地の日本語文学の状況とその資料を紹介します。展示資料には近年新たに発見された『上海文学』、『長江文学』、『武漢文学会雑誌 武漢文化』、上海漫画家倶楽部関係資料など、現存唯一の孤本が多数含まれます。これらの存在を通じて、埋もれた日本語文学の歴史の一端を垣間見ていただければ幸いです。