日 時:2024年1月20日(土)15~17時
場 所:東洋文庫2階講演室(対面)+ Zoom(オンライン)
テーマ:「新疆問題の現在」
講 師:熊倉 潤(法政大学法学部教授)
司 会:村田雄二郎(中国研究所常務理事,同志社大学教授)
参加費・参加方法:
〇中国研究所の所員・研究会員・顧問 無料
参加申込み https://forms.gle/DJJXPKJ6sbp2mm3o8
〇一般(上記以外の方) 500円
一般参加者の参加申込み・参加費支払いフォームは12月上旬に改めて掲載します。 ⇒こちら
*申込み締切はいずれも1月19日(金)正午
*本研究所の所員・研究会員の皆様には別途メールでもお知らせいたします。
【講演要旨】
新疆ウイグル自治区は,今どのようになっているのか。中国のメディアからは,観光産業の発達,綿花収穫の機械化などが伝わってくる。その背後にある政府の政策はここ数年でどのように変わったのか,あるいは変わっていないのか。本講演では,中国の新疆政策の変遷を追い,西側諸国からジェノサイドと批判された新疆の状況が今どのようになっているのかを探りたい。
【講師紹介】
1986年,茨城県生まれ。2009年,東京大学文学部・歴史文化学科(東洋史)卒業。2011年,東京大学大学院法学政治学研究科(旧ソ連政治史)修士課程修了。同研究科(国際政治)博士課程在学中の2012年から2016年にかけて,イェール大学,ロシア人文大学,北京大学に約1年ずつ留学。2016年,同博士課程修了。日本学術振興会海外特別研究員・政治大学(台湾)客座助研究員,アジア経済研究所研究員を経て,2021年から現職。著書に『民族自決と民族団結――ソ連と中国の民族エリート』(東京大学出版会,2020年),『新疆ウイグル自治区――中国共産党支配の70年』(中公新書,2022年)がある。