山口早苗『日本占領期上海の文学とメディア──「対日協力者」の文化活動』
東京大学出版会,2022年12月22日刊行予定,268頁,ISBN978-4-13-026174-6,定価:税込5,720円
内容紹介
日本の占領地政権であった汪精衛政権/南京国民政府の機関紙『中華日報』に集った文化人たちは、これまで「対日協力者」として否定的な評価を受けていた。本書は、新聞文芸欄を詳細に分析し、彼らの創作活動や思想的営為、そして戦時下の社会で見出した希望とは何かを明らかにし、中国近代メディア史研究に位置づける。
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