2020年12月23日、外務省が天安門事件関連の外交記録を公開した。2020年には情報公開請求に基づいて天安門事件関連の文書の一部が公開されていたが、このたび30年ルールに基づく本格的な文書公開がなされた。これらの文書は、ウェブ上でも公開され、広く閲覧に供されることになった。これまで、天安門事件関連については、中国の要人の回想録や、アメリカの研究者が編んだ資料などがあったが、この資料は日本の「官」からなされる、天安門事件に関する本格的な情報発信ともなろう。
中国研究所では、この機会を捉えて、これらの文書を読み解くシンポジウムを開催することにした。これらの文書が示す事実やその意義、可能性などについて議論を深める場となれば幸いである。
日時:2021年2月23日(火・祝)14:00~16:00
方法:オンライン(Zoom)
パネリスト:加茂 具樹 氏(慶應義塾大学)
諏訪 一幸 氏(静岡県立大学)
城山 英巳 氏(北海道大学、時事通信)
司会:川島 真 氏(東京大学、中国研究所理事)
参加申込み:
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締切 2月21日(日)
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主催・問い合わせ:
一般社団法人 中国研究所 e-mail c-soumu@tcn-catv.ne.jp