日時 11月24日(日)13:00~17:40 (12:30開場)
場所 東洋文庫 2階講演室
司会 青山治世(亜細亜大学)・関智英(東洋文庫)
*資料代 一般500円
但し、学生・院生と中国研究所所員・研究会員は無料
*事前申込み不要
開会の辞 大里浩秋(中国研究所)
【第1報告】
「五四新文化運動」再考 森川裕貫(関西学院大学)
コメント 孫 安石(神奈川大学)
【第2報告】
「新文化運動」と「文化主義」―日中間の思想の同時代性と差異
竹元規人(福岡教育大学)
コメント 小野寺史郎(埼玉大学)
【第3報告】
五四運動と日本の黎明会 武藤秀太郎(新潟大学)
コメント 吉澤誠一郎(東京大学)
【第4報告】
デモクラシーの黄昏―吉野作造・新人会と中国
孫 江(南京大学)
コメント 関 智英(東洋文庫)
【第5報告】
陳独秀の革命と言語 村田雄二郎(同志社大学)
コメント 藤谷浩悦(駒沢大学)
全体コメント 川上哲正(文教大学)
総合討論
閉会の辞 杉山文彦(中国研究所)
趣意書
本年2019年は五四運動から百年にあたる。この節目の年に際し、中国研究所では五四運動に関する近年の研究動向を紹介するシンポジウムを企画する。
中国では五四運動が「現代史の起点」と規定され、そこから大衆運動の可能性が検討され続けてきた。このため五四運動は百年の時を経てなお今日的課題であり続けている。
日本においても五四運動に関する研究が蓄積されてきた。とりわけ1980年代には五四運動を反日的政治運動として評価するか、それとも反帝国主義運動として評価するのかを主な論点に盛んに意見が交わされた。その後、五四運動そのものへの関心は以前の熱気を失ったかに見える。ただ五四運動を、運動そのものの検討にとどまらず、それをどのように当時の中国社会に位置づけるのか、といった視点から再検討することは、1910年代から20年代における中国の特徴を明らかにする上で、今なお意義を持つ。
シンポジウムでは、五四運動や中国ナショナリズムに関わる分野で近年成果を挙げている気鋭の研究者をお招きし、研究動向や個別の問題について報告をお願いした。これは五四運動研究の深化はもちろん、それを基点とした新たな展開を期してのことである。
なおシンポジウムの開催にあたっては科学研究費補助金基盤研究(C)「1910~20年代中国の多様性と可能性:同時代の日本・世界との思想連鎖の視点から」(代表:小野寺史郎)の協力を得た。また公益財団法人東洋文庫より会場の提供を受けた。記して謝意を表す。
〈問い合わせ先〉
一般社団法人中国研究所事務局 c-soumu@tcn-catv.ne.jp