「近代における言文一致・国語施策と東アジア」 国際シンポジウム
(「近代言文一致・國語運動與東亞」國際學術會議)
使用言語:主に中国語、一部日本語(通訳付き)
時 間:2019年7月26日(金)・27日(土)
場 所;東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム1
主 催:科学研究費基盤A「明治日本の言文一致・国語施策と中国をはじめとする東アジア諸国への波及」
7月 26日(金)
10:30~(10時 30分より受付)
11;00~11;10 村田雄二郎(同志社大学教授・東京大学名誉教授) 開会の挨拶
第一部
11:10~11:40 平田昌司(京都大學)
「幸徳秋水における文体カップリング――和漢、文白、雅俗、 言文」(「幸德秋水的文體偶聯:和漢、文白、雅俗、 言文」)
11:40~12:10 黃克武(台灣中央研究院近史所)
「近代中國白話文運動的逆流:嚴復、林紓與學衡派(「近代中國白話文運動の逆流:嚴復、林紓と學衡派」)
12:10~12:40 呼和巴特爾(昭和女子大學)
「策本・扎木察拉(TsybenJamtsarano)的 khubiskhal 的用意與蒙古語“革命”一詞的形成」(フフバートル「ツェヴェーン・ジャムツァラノのkhubiskhalの意味とモンゴル語の「革命」という概念の形成」)
12:40~13:25 質疑と討論発表者以外の科研メンバー
討論者:村田雄二郎、陳力衛(成城大学)、三ツ井崇(東京大学)、岩月純一(東京大学)、林少陽(東京大学)
13:25~14:25 午餐
第二部
14:25~14:55 白恩朱(韓國/延世大學)
「植民地期朝鮮における敬語使用運動の展開─いわゆる「普遍的敬称」の普及をめぐって─」(「殖民地朝鮮的尊敬語運動的展開——關於所謂“普遍敬稱”」)
14:55~15:25 王志松(北京師範大學)
明治初期的北京公使館與北京官話教育(「明治初期における北京公使館と北京官話教育)
15:25~15:55 質疑と討論
15:55-16:10 休憩
第三部
16:10~16:40 王寶平(二松學舍大學)
「筆談文獻與口語資料」(「筆談文献と口語資料」)
16:40~17:10 劉雨珍(中國/南開大學)
「晚清東亞文人筆談中的言文一致」(「清末の東アジアにおける文人の筆談の中の言文一致」)
17:10~17:40 質疑と討論
17:40~18:00 初日の総括
7月 27日(土)
第四部
10:30~11:00王東杰(中國/清華大學)
「文字與中國的國語運動」(「文字と中国の国語運動」)
11:00~11:30趙京華(北京第二外語學院)
「在世界主義與民族主義之間――周作人五四以來的語言變革觀」(「コスモポリタニズムと民族主義との狭間で──周作人の五四以來の言語変革観」)
11:30~12:00鍾雨柔(University of Toronto)
「言文一致、漢字革命與新形聲字」(「言文一致、漢字革命と新しい形声字)
12:00~12:45 質疑と討論
12:45~13:45 午餐
第五部
13:45~14:15 孟琢(北京師範大學)「文言的救贖――章太炎的文章改造與正名策略」(「文言の救贖――章太炎における文章改造と正名策略」)
14:15~14:45 史傑鹏(東京大學東洋文化研究所訪問學者)
「“闒茸”及其詞族考證——兼論章太炎的局限」(「“闒茸”とその詞族の考證——併せて章太炎の限界について」)
14:45~15:15沈國威(關西大學)
「我們如何接受新概念――章太炎與胡以魯」(「我々は如何にして新しい概念を受け入れたのか――章太炎と胡以魯」)
15:15~16:00 質疑と討論
16:00~16:50 全体の総括
発表者以外の科研メンバー討論者:村田雄二郎、陳力衛(成城大学)、岩月純一(東京大学)、林少陽(東京大学)