日中国際シンポジウム
東アジアにおける戦時動員の位相
―その衝撃と遺産―
●趣 旨:
日中戦争期から戦後にかけて日中双方で展開された、東アジア地域におけるヒト・カネ・モノの大量動員、さらに戦後の動員解除と帝国解体のプロセスが、どのように政治や社会経済を変容させ、戦後体制の形成にどのような影響をあたえたのか―とくに以下のようなテーマによる研究報告を歓迎します。
帝国日本の動員やその地域的比較にかかわる報告(内地、満洲、中国占領地、朝鮮半島、台湾など)
中国(国民政府や共産党)の動員にかかわる報告
戦時動員がもたらした社会的亀裂や分断の修復、強制動員に対する賠償・補償や謝罪など国民間の「和解」にかかわる報告
専攻を問わず、若手研究者の積極的な参加を歓迎します。
●日 程:
2019年9月7日(土)~9月8日(日)
●開催場所:早稲田大学第2国際会議場(新宿区西早稲田) 日中相互通訳付
●主 催:日中関係史研究会 中国社会科学院近代史研究所 新学術領域研究「和解学の創成」 早稲田大学国際和解学研究所
●準備委員会委員:
波多野澄雄 久保亨 浅野豊美 劉 傑 中村元哉
●公募要領
- 日本に居住する若手研究者(大学院生、ポスドク、助教など概ね40歳まで)
- 東京23区以外の発表者には、一定限度内で国内交通費・宿泊費を支援します。
- A4一枚以内の発表要旨を電子メールにて応募先に送信してください(以下の情報を必ず明記のこと)
所属・住所・連絡先
既発表論文等(題名、雑誌名・巻号、発表年。投稿予定稿も可)
- 応募先(問合わせ先): 柳英武(筑波大学研究員):ch5751@yahoo.co.jp
- 応募締切:2019年5月末
- 発表者には2019年8月初旬までにレジュメを、8月20日頃までに報告原稿の提出をお願いする予定です(別途通知)。