この講義は、2018 年度で第11 回目を迎える。第一年度(2008 年度)は人物評価を、第二年度(2009 年度)は事件・運動を,第三年度(2010 年度)はローカルな空間や社会集団を基軸に講義を組み立て,第四年度(2011 年度)は史料・資料に焦点を当て、第五年度(2012 年度)は主に若手研究者をゲストに招き、その視線から見た新しい研究動向を扱い、第六年度(2013年度)は昨今進展著しい戦後東アジア国際政治史、東アジア冷戦史について、第七年度は日中戦争史について多様な角度から検討し、第八年度は「中国史の境界線−異質・多元・包摂−」として中国史の多様な語り方を考察し、第九回は「現代中国理解講座:現代中国への視線−歴史の視座と多様性−」として、政治、法律、行政、外交、経済、社会、思想文化などの多様な面から現代中国を論じ、第十回は「近現代日中関係史:歴史・記憶・展望」として、多様な近現代日中関係史に対する新たな研究についての講義をおこなった。これらの内容は、東京大学現代中国研究拠点(社会科学研究所)ウェブサイトに掲載されている(http://web.iss.u-tokyo.ac.jp/kyoten/)。
今年は第十一回目にあたるが、「近現代中国の秩序観:国家・社会・経済・国際関係」として、これからの中国が構築していくであろう様々な場や分野での秩序について歴史的に考察する。
授業はさまざまな世代の第一線の研究者によるオムニバス講義とする。
授業時間は木曜日5 限、評価は出席と学期末のレポートによる。
予定されている講義は以下の通り。予定が変更になることもあるので、詳細は下記の関連ホームページを参照されたい。
第1 回 9 月27 日(木) 岸本美緒(お茶の水女子大学)「近世中国の秩序観」
第2 回 10 月4 日(木) 杉山清彦(東京大学)「満洲族の世界観、秩序感」
第3 回 10 月11 日(木) 茂木敏夫(東京女子大学)「19 世紀中国から見た天下と国家」
第4 回 10 月18 日(木) 村田雄二郎(同志社大学)「中国から見た大アジア主義」
第5 回 10 月25 日(木) 深町英夫(中央大学)「孫文の考える国家秩序・世界秩序」
第6 回 11 月1 日(木) 川島真(東京大学)「近代中国の職業外交官のみる世界と秩序」
第7 回 11 月15 日(木) 久保亨(信州大学)「中国から見た社会主義」
第8 回 11 月29 日(木) 伊藤亜聖(東京大学)「中国経済における秩序像」
第9 回 12 月6 日(木) 松田康博(東京大学)「一つの中国/二つの中国/一中・一台論」
第10 回 12 月13 日(木) 高見澤磨(東京大学)「近現代中国における法と秩序」
第11 回 12 月20 日(木) 青山瑠妙(早稲田大学)「現代中国外交にみる秩序観」
第12 回 12 月27 日(木) 予備日
第13 回 1 月10 日(木) 阿古智子(東京大学)「現代中国の社会秩序」
TA:徐偉信(東京大学大学院総合文化研究科博士課程)
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