本フォーラムは、松下幸之助国際スカラシップの助成を受けて留学した元奨学生たちが、留学成果や現地での体験を報告する場として、十年以上続いているものです。第13回フォーラムは「『越えた』先で出会うもの」と題し、アジア・中東・アフリカ・南米に留学した元奨学生が、留学中に学んだことや最新の研究成果をご報告致します。今年度は学部生として留学した若手三人も発表に加わりました。さらに、スカラシップに応募を希望する方や留学を志す方のために「スカラシップ相談ブース」を設けます。スカラシップの特徴、留学先での生活や研究、帰国後の進路など、様々な疑問にお答えします。学部生の参加も大歓迎です。
第13回 松下幸之助国際スカラシップフォーラム 「越えた」先で出会うもの
http://matsushita-konosuke-zaidan.or.jp/pdf/jpn_forum.pdf
日時:2017年 10月7日(土) 13:00〜17:00
場所:東京大学本郷キャンパス 弥生講堂 一条ホール
東京都文京区弥生1-1-1
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_00_15_j.html
参加費:無料(どなたでも参加いただけます)
報告者
相川拓也(東京大学大学院総合文化研究科博士課程、大韓民国留学)
「ソウル、植民地近代のパノラマ」
水上遼(東京大学大学院人文社会系研究科博士課程、イラン・イスラーム共和国留学)
「イスラーム史と十二イマーム崇敬」
押尾高志(千葉大学大学院人文社会科学研究科博士後期課程、モロッコ王国留学)
「一衣帯水のジブラルタルを越えて」
中野隆基(東京大学大学院総合文化研究科博士課程、ボリビア多民族国留学)
「先住民言語ベシロ語の現状と教育政策」
藤音晃明(浄土真宗本願寺派 教尊寺、インド留学)
「法で社会は変わるのか:インドの事例から」
片山夏紀(東京大学大学院総合文化研究科博士課程、ルワンダ共和国留学)
「紛争の償い: ルワンダ・ガチャチャ裁判」
島村暁代(信州大学経法学部准教授、ブラジル連邦共和国留学)
「ブラジルにおける高齢期の所得保障法制」
フォーラム委員長:水口拓寿(武蔵大学人文学部教授)
同時開催 スカラシップ相談ブース
時間:12:00〜15:30
場所:弥生講堂ロビー
留学に関する疑問に、スカラシップ終了生たちがお答えします。そのほか、留学後の進路の研究の進め方など、なんでも相談にのります。予約なしでも構いませんが、事前予約をおすすめします(10月2日締切)。お名前・連絡先・質問内容を下記のアドレスまでお送り下さい。より細かい対応ができます。
ajisuka※gg.jp.panasonic.com(※を@に変えて下さい)
松下幸之助記念財団ホームページ http://matsushita-konosuke-zaidan.or.jp/index.html