東洋文庫では、2012年度より「総合アジア圏域研究班」を設置し、すべての研究班の連携による総合アジア圏域の研究を推進しております。今年度は第5回総合アジア圏域研究国際シンポジウムとして、来る9月24日(土)に「アーカイブの内と外――当代中国研究の新展開」を開催することになりました。
現代(当代)中国研究の分野では,檔案(アーカイブ)の公開・整理が各国・各地域で急速に進みつつある現状を踏まえ、今回のシンポジウムは現代(当代)中国研究の現状と今後の方向性を探るべく、国内外から一線で活躍する研究者を招き、基調報告、特別講演、そして「戦後東アジアの国際関係と檔案(アーカイブ)」「大衆・集団・国家」「檔案資料から見る“中国”の内と外」の3セッションを設けて、報告と討論を行います。各報告では,各種資料の現存・整理・公開の状況が具体的に紹介されるともに、アーカイブを使った最先端の研究の現場が実践的に示されることになると存じます。
開催詳細につきましては東洋文庫HPをご参考ください。
https://sites.google.com/site/tbkenkyubulecture/kenkyukai-sinpo
なお、シンポジウムのご参加は座席数の関係で、事前申し込み制となっております。お申し込みをいただいた方から先着順50席を確保させていただきますので、ご容赦くださいますようお願い申し上げます。