越境者とリベラル知識人が語る現代中国—映画上映会と講演会のお知らせ—
今や世界第二の経済大国となった中国。貧困にあえいでいたかつての姿を思いかえせば、中国の高度成長は「奇跡」とも言われるほどであり、多くの人々に希望をもたらしたと言えます。その一方で、天安門事件などを契機に、生まれ育った国を離れ、現在も祖国の地を踏むことのできない作家、画家、文化人がおり、迫害され、国を出た少数民族などを含めると、亡命者は数十万人に上るとも言われています。そして、その「亡命大国」は「移民大国」という側面も有しています。思想・言論統制が強化される中、政治に対する不信や不安から、国を去り、国籍を変えることを決断する人もいます。
「越境者」となった中国の人々は、中国が歩んできた道をどう見ているのでしょうか。また、今の中国の何を問題と考えているのでしょうか。映画「亡命」に登場する人たちは、映画を通して何を語ろうとしたのでしょうか。
本イベントでは、映画「亡命」のダイジェスト版を鑑賞した後、中国の思想・言論界で注目されているリベラル知識人の栄剣氏による講演を行います。栄剣氏には、中国・日本の国内における変化を見据えた上で、日中関係をどうみるかについてもお話いただきます。その後、映画「亡命」の監督である翰光氏を交え、フロアの方々と討論を行います。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
日時:2014年5月9日(金)
会場:東京大学駒場キャンパスKOMCEEレクチャーホール
http://www.komcee.c.u-tokyo.ac.jp/access
前半 映画「亡命」ダイジェスト版上映
1.監督挨拶:映画「亡命」をどう見るか 18:30-18:45
2.映画鑑賞 40分 18:50-19:30
(休憩 20分)
後半 講演と討論(司会:東京大学総合文化研究科・阿古智子)
1.講演 19:50-20:50 「中国を、日本を、日中関係をどう見るか」
講演者:栄剣(錦都芸術センター代表、中山大学マルクス哲学・中国現代化研究所研究員、東京大学客員研究員)
2.討論 20:50-21:30
参加申し込み先:chinaforum201405@gmail.com