下記の通りモンゴル国ウランバートル市にてシンポジウムを開催いたしますので、奮ってご参加ください。
■第5回ウランバートル国際シンポジウム「チンギス・ハーンとモンゴル帝国――歴史・文化・遺産」
【開催趣旨】
13世紀はじめ、チンギス・ハーンはモンゴル諸部を統一し、ユーラシアをまたぐモンゴル帝国を築きました。この偉業はチンギス・ハーンの子・孫に引きつがれ、モンゴル帝国も世界史上で最大の、空前絶後の世界帝国となりました。チンギス・ハーンとモンゴル帝国について、かつてはさまざまな偏見、誤解がくりかえされ、歪曲、誹謗されていました。幸いにも、近年、とりわけ1990年代以降、チンギス・ハーンとモンゴル帝国に対する認識は変わりつづけ、チンギス・ハーンとモンゴル帝国に関する研究、論著も大きな成果を得て画期的な展開をみせてきました。チンギス・ハーンは新しい歴史をつくりだし、モンゴル帝国はあらたな世界秩序を構築しました。チンギス・ハーンとその騎馬運団の挑戦は世界を揺るがしたと同時に、アフロ・ユーラシアの交流の道を大きくひらきました。モンゴル帝国時代、政治、軍事、商業、経済、貿易、科学、文化、宗教などはめざましく発展し、繁栄しました。これがあったからこそ、のちのヨーロッパのルネサンス、海洋進出があったのです。これらの歴史事実は、現在、世界的に承認されています。しかし、チンギス・ハーンとモンゴル帝国は未だ謎に満ちており、解明されていない課題がいまだおおく残されています。チンギス・ハーン生誕850周年をむかえるこの機会をとらえて、わたしたちは国際シンポジウム「チンギス・ハーンとモンゴル帝国――歴史・文化・遺産」を開催することにいたしました。本シンポジウムは、近年の学界の最新の研究成果を総括し、歴史・文化・遺産の3つの視点からチンギス・ハーンとモンゴル帝国にアプローチし、広い視野から、特色ある議論を展開することを目的としています。
【日程】2012 年7月24(火)~26日(木)
7月24日(火)12:30~13:00 参加登録
13:00~15:40 開会式・基調報告
16:00~18:00 シンポジウム1
7月25日(水)09:00~12:00 シンポジウム2
14:00~18:10 シンポジウム3
7月26日(木)草原への旅行
【会場】
モンゴル・日本人材開発センター 多目的室、セミナー室(モンゴル国ウランバートル市)
http://jp.japan-center.mn/home.shtml?sel=3342
【言語】モンゴル語⇔日本語、英語⇒モンゴル語、中国語⇒モンゴル語、同時通訳
【プログラム】
詳細は下記案内状をご覧ください。
案内状(日本語)
www.aisf.or.jp/sgra/schedule/MongoliaSymposium5Invitation.pdf
Invitation in English
www.aisf.or.jp/sgra/schedule/MongoliaSymposium5InvitationinEnglish.pdf