本制度は、アジア各国の人文・社会科学分野の研究者及び博士課程在籍の大学院学生に対する研究助成を目的としており、この度、以下の2種類の招へいカテゴリーで人文・社会科学分野における若手教員・博士課程学生を募集いたします。
1) Visiting Scholars Program
応募資格: 東京大学に2年以上在籍している専任教員。ただし、5年以内に英語圏の研究機関で博士号を取得した者を除く。
助成内容: 最長11ヶ月間、ハーヴァード大学の研究機関において研究を行うのに必要な資金(ケンブリッジまでの往復航空運賃、月額3500ドルの生活費、医療保険費等)および米国またはカナダで開催される学会へ出席する費用1回分(上限500ドル)が支給される。
*なお、ハーヴァード大学ラドクリフ研究所とイェンチン研究所のパートナーシップにより、今回の応募者の中から、極めて少数ではあるが、英語が堪能な比較/非アジア分野の研究者がラドクリフ研究所に所属する機会が与えられる。
2) Visiting Fellows Program
応募資格: 博士号取得を目指す博士課程学生および若手研究者(専任教員、常勤助教、嘱託助手、機関研究員、COE特別研究員等東京大学と正規の雇用関係を結んでいる者)。
助成内容: 3学期間、ハーヴァード大学の研究機関において博士論文執筆のための調査を行うのに必要な資金(ケンブリッジまでの往復航空運賃、月額2360ドルの生活費)および米国またはカナダで開催される学会へ出席する費用1回分(上限500ドル)が支給される。
●対象となる研究分野
人文・社会科学分野 - 文化人類学、考古学、歴史(美術史、経済史、法制史)、言語学、文学、哲学、政治学、宗教学、社会学等
●提出書類
①申請書:ワードファイルで提出
②推薦書3通
③大学院における成績証明書(Visiting Fellows Program への応募者のみ)
● 応募書類提出締切期限: 平成23年8月31日(水) 午後4時 *厳守のこと
● 応募書類提出先: 大学院総合文化研究科 国際研究協力室(101号館2階21A)
● 選考方法:
応募者多数の場合は、学内選抜(面接を含む)を行い、両プログラムそれぞれ2名をハーヴァード・イェンチン研究所に推薦する。
ハーヴァード・イェンチン研究所での書類選考後、最終候補者(推薦者全体の半数程度)に対しハーヴァード・イェンチン研究所関係者が英語で面接を行い、平成24年2月中旬に最終結果が発表される予定である。
[注意事項]
・プログラムへの応募は大学を通して行い、個人での直接応募はできません。
・ロースクール等プロフェッショナルスクールの学生は応募できませんのでご了承ください。
その他不明な点は以下までお問い合わせください。
大学院総合文化研究科 国際研究協力室(101号館2階21A)
担当:松井恵子