「映像で見る日中関係100年」
水曜5限 5号館517教室
担当 長井暁
中国の急速な経済発展にともない、日本と中国との結びつきはますます密接になりつつある。しかし、その一方で日中間には歴史認識をめぐる対立が存在し、両国民が相手国に対して抱くイメージも決して良好なものではない。授業の前半では日中関係100年の出来事を、映像(ドキュメンタリーや記録映画)を視聴しながら学んでゆく。授業の後半では中国の記録映画が伝えた日本の姿と、日本のTVドキュメンタリーが伝えた中国の姿を分析することで、今日の両国民の相手国に対して抱くイメージがどのように形成されてきたのかを明らかにする。13回の授業を通じて、どうすれば日中が不幸な過去を乗り越え、未来志向の関係を築くことができるのかを考察してゆく。
第1回 孫文の革命運動と日本
第2回 張作霖爆殺事件と満州事変
第3回 満州国の建国
第4回 張学良と西安事件
第5回 日中戦争(1)
第6回 日中戦争(2)
第7回 日本軍細菌戦部隊
第8回 日中国交正常化(1)
第9回 日中国交正常化(2)
第10回 中国記録映画が伝えた日本(1)
第11回 中国記録映画が伝えた日本(2)
第12回 TVドキュメンタリーが伝えた中国(1)
第13回 TVドキュメンタリーが伝えた中国(2)
*4月7日(水)開講