ASNETでは2006年度から大学院向け教育活動として「全学研究科等横断型教育プログラム 日本・アジア学」を開講しており、2009年度も開講します。「日本・アジア学」は日本を含むアジアについての教育活動を、部局と分野を超えて新たに体系化・総合化したもので、意欲ある東京大学の大学院生が、所属する研究科・教育部局固有の教育カリキュラムに加えて履修し、終了するものです。本プログラムは、総合科目群と言語科目群に大別され、総合科目群のみから、あるいは言語科目群と総合科目群の合計で12単位以上を取得した場合に、プログラムを修了したと認定し、修了証を発行します(但し、言語科目群から取得した単位を、修了要件の一部とする場合には、4単位が上限となります)。
2009年度は下記講座を開講予定です。
○総合科目群○
現代民族動態論Ⅱ(戦後日本の社会人文科学におけるアジア認識)、通文化研究基礎論Ⅰ、通文化研究基礎論Ⅰ(中東の経済発展・政治変動と文化社会変容)、地域文化研究特別講義Ⅱ(アジア研究のフィールドワーク)、広域システム科学特殊講義Ⅰ(アジアにおける水環境問題)、多民族交錯論Ⅱ(書き直される中国近現代史(その2))、通文化研究基礎論Ⅱ(世俗化・宗教・国家)、比較アジア社会文化論演習(グローバルヒストリーと南アジア)、アジア史学特殊研究(東南アジア現代史)、比較アジア社会文化論特殊研究(17-18世紀の世界史と西アジア)、東アジア思想文化学特殊研究(中国仏教文献研究)、韓国朝鮮言語社会演習(東アジア比較近代化論1)、韓国朝鮮言語社会演習(東アジア比較近代化論2)、都市の持続再生学A、都市の持続再生学B、アジアにおけるリスクと国際協力、アジアの環境課題とリーダーシップB、里山学総論、アジア自然共生論、農学国際特論Ⅲ(アジアの食と農・環境)、汎アジア経済論Ⅲ(アジアにおける不平等と健康)、汎アジア経済論Ⅳ(コーヒーから見る世界経済)、人類生態学特論Ⅰ、国際地域保健学特論Ⅰ、医療コミュニケーション学、健康教育学、精神保健学Ⅰ(精神保健の疫学と第一次、第二次、第三次予防)、精神保健学Ⅱ、Introduction to Asian Studies: History and International Relations (Lecture)、文化・人間情報学特論Ⅰ(グローバル化と東アジアの文化・社会)、アジア経済(日中関係の多面的な相貌)、比較教育学特殊研究(教育人類学Ⅱ)
○言語科目群○
中国語、韓国朝鮮語、アラビア語、ヒンディー語、ヘブライ語、マレー・インド
ネシア語、マレー語、ペルシャ語、シリア語、ベトナム語、トルコ語、広東語、
上海語、台湾語、タイ語、サンスクリット語、モンゴル語、インドネシア語、チ
ベット語
日本・アジア学のHPは4月1日立ち上げ予定です。詳細はそちらでご確認下さい。
興味深い科目ばかりです。学生の皆様の受講をお待ちしています!