国際ラウンドテーブル
文化冷戦の時代-アメリカとアジア
De-Centering the Cultural Cold War : the U.S. and Asia
日時:2009.2.28 [Sat] 13:30‐17:30
場所:愛媛大学法文学部本館2F中会議室
備考:入場無料 / 通訳付き(日⇔英)
ポスターはこちら→http://kishi01.kanagawa-u.ac.jp/image/poster090208.jpg
PROGRAM
司会:土屋由香(愛媛大学)
13:30-13:35愛媛大学法文学部 総合政策系担当学部長 西村隆誉志「開会挨拶」
13:35-13:50戸澤健次(愛媛大学)「書評:貴志俊彦・土屋由香編『文化冷戦の時代-アメリカとアジア』 国際書院、2009年2月」
13:50-15:50貴志俊彦(神奈川大学):総論「文化冷戦期における米国の広報宣伝活動とアジアへの影響」
Part I 米国政府による広報宣伝活動と民間の協力
報告1 土屋由香[愛媛大学]「米国広報文化交流庁(USIA)による広報宣伝の「民営化」」
報告2 谷川建司[早稲田大学]「米国政府組織とハリウッド映画産業界との相互依存関係」
報告3 メアリー・ティン・イー・ルー[イェール大学]「日系アメリカ人のシティズンシップと映画『新しい隣人』」
報告4 三澤真美恵[日本大学]「米国広報文化交流局(USIS)と台湾「自由」映画陣営の形成)
Part II アジアにおける「アメリカ」の受容と再解釈
報告5 林鴻亦[輔仁大学]「台湾の放送産業への「米援」と国民政府の対外宣伝」
報告6 金麗實[釜山大学]「米軍政下の朝鮮映画-「光復映画」から「反共映画」へ」
報告7 小林聡明[立教大学]「朝鮮戦争期における国連軍の捕虜教育プログラム」
報告8 栗田英幸[愛媛大学]「中央情報局(CIA)の介入に揺れるフィリピンのコミュニティ開発」
報告9 チア・ユーイー・ヴァン[ウィスコンシン大学]「ラオスにおける米国の冷戦政策とモン族」
【主催】
日本学術振興会科学研究費(基盤A) 平成18年度-21年度「17-20世紀の東アジアにおける『外国人』の法的地位に関する総合的研究」(研究代表者:貴志俊彦@神奈川大学)
日本学術振興会科学研究費(基盤B) 平成18年度-20年度「冷戦初期アメリカ合衆国の環太平洋地域における情報・産業政策に関する学際的研究」(研究代表者:土屋由香@愛媛大学)
問い合わせ:tokishi@y4.dion.ne.jp(貴志)まで