6月4日(金)杭州南駅(蕭山)より,和諧号にて出発。寧波までは在来線を使っているが,寧波をすぎると「動車」はスピードを上げ時速約250キロで南下,3時間足らずで温州南駅に到着。日本の新幹線と変わらぬ乗り心地だが,車中携帯電話で大声で話す人がいたり,駅舎で喫煙し,痰を吐いたりする人も多く,マナーは相変わらず悪い。
竣工ほやほやの温州南駅を出るが,タクシーの乗り場が見つからず,右往左往。砂埃の多い道を500メートルも歩かされ,ようやくタクシー乗り場を発見。運チャンたちの談合で,市内まで40元とふっかけられる。運転がとにかく荒っぽく,冷や汗三斗。やはり杭州にくらべるとだいぶ田舎だ。ホテルにチェックインしてから,近くを歩く。目当ての教会を探し当てたが,あいにく中には入れず。光緒初年に建てられた天主教堂で,甲申(1884年)教案で焼失後,再建。