下記の要領で東文研セミナーを開催いたします。ふるってご参加ください。
日時:2009年7月15日(水)午後1時10分〜午後3時
場所:東京大学東洋文化研究所3階第一会議室
報告者:胡暁真先生(台湾中央研究院中国文哲研究所研究員)
題目:明清女性文学研究の展望
要旨:1990年代以来、「明清女性文学」の研究領域は、創業の時代から収穫の時代へと発展を遂げた。「明清女性文学」はもと副次的、周縁的な領域であったが、現在の研究成果によって、次第に中国文学史が書き換えられるようになり、今日の学界の理解では、すでに明清文学を総括するのに、婦女文学に論及しないわけにはいかなくなっている。では、これから先、明清婦女文学の研究に何が期待されるのであろうか。本講演では明清女性文学の研究成果について紹介し、いくつかの注目を集めている話題を提起したい。さらに続けて自分自身の研究の方向、清代の女性叙事文学について紹介することにしたい。
講演は中国語で行われます。
(連絡先)東洋文化研究所 大木 康
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